日本初!あなたの体は何歳?「健康年齢」という指標

2016.08.18 Thu

wellib7

ヨガ、スイミング、体幹を鍛える、不摂生をしない世の中、健康に気を遣う人は増えている。人間、だれしも健康でありたいと思うものだ。健康診断で異常なしと太鼓判を押される喜びもあるだろうが、いったいどの程度健康なのか?新しい形で見える化してくれる「健康年齢」という指標を保険会社が発表した。実年齢と「健康年齢」の開き、あなたはどのくらいあるだろうか。

健康であることがリアルに得に繋がる

厚生労働省が発表した「健康日本21」によれば男性の平均寿命79.55才に対して「健康寿命」は70.42才とその差は9.13才もあり、さらに、女性は平均寿命86.30才に対して「健康寿命」は73.62才、差は12.68才にもなる。健康に老いる、なかなか難しいようだ。「健康寿命」とは、日常生活に制限のない期間のことだが、今回、保険会社がつくり出したのは「健康年齢」という指標。個人の体の健康状態の年齢を算出するというものだ。

ノーリツ鋼機グループの子会社、健康年齢少額短期保険が販売する「健康年齢連動型医療保険」は実年齢ではなく同社が作った独自指標の「健康年齢」を基に保険料が決まる。健康であればあるほど保険料が安くなるというものだ。「健康年齢」の算出は病院で健康診断を受けている人にとってはいたって簡単。同社のウェブサイトhttps://kenko-nenrei.co.jp でBMIや血圧、LDLコレステロール値など約12項目のデータを入力するだけ。これであなたの「健康年齢」が算出される。補償内容はがん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病といった5大生活習慣病。治療のための入院について一律80万円が支払われる。

健康診断受けてみる?
健康を意識づけ

日本の医療保険は保険加入時の実年齢で保険料が決まるというものが大半だった。「健康」という新しい指標を加えた点が画期的だと話題を呼んでいる。しかし、健康診断のデータがない人は算出できない。定期健診を受けていない筆者にとっては壁を感じるが、こうした人に対して健康診断を受けるきっかけづくりにもなりそうだ。保険会社にとっては健康な人が増えれば支払う保険料が減るため、メリットがあるようだ。健康であれば必然的に「健康寿命」も延びる。健康を意識させる保険という点で関係者からも注目されているようだ。昨今話題の自動車保険「テレマティクス保険」の医療保険版といったところだろうか。

300万件の医療データベースを元に算出

気になるのはこの指標がいったいどれほど正しいのかという点だが、実は、健康年齢少額短期保険のバックには、約300万件の医療データベースを抱える日本医療データセンター(JMDC)がある。このビッグデータをもとに指標が作られたようだ。「健康年齢」は無料で簡単に算出できるので試しにやってみるだけでも面白い。あなたの実年齢と健康年齢のギャップはプラスかマイナスか、話の種に試してみてはどうだろう。筆者はまず、人間ドッグに行こうと思う。

(text:宮本 さおり)